新年の抱負をかねて労働時間をひもとく

これまで過去に売り上げや利益について書いたことがありました。
今年も恥を偲んで公開します
これが2010年の記録ですが、それ以降はそれほど大きく金額的な部分は変わっていません。
じゃあ松本自然農園は成長してないのかというとそうではなくて、労働時間が格段に減少しています。
2009年 1800時間(研修生なし)
2010年 1800時間(研修生1人)
2011年 1570時間(研修生1.5人)
2012年 1540時間(研修生1.5人)
2013年 1400時間(研修生3人)
2014年 1360時間(研修生2人)

明らかに減っています。
これは間違いなく研修生がいるせいです。
彼らがいなければここまでの数字は出せないと思います。
でも、彼らがいないと仕事が回らないかといえばそんなこともなくて、おそらく2009年のように1800時間以内でおさまるだろうし、ここまでの経験値を考慮すれば1800時間を大きく切ってくることも考えられます。
こればかりはやってみないとわかりません。
2015年度研修生はいまのところ決まっていませんが、もしひとりでやることになったらどこまでやれるのか数字を明確に出せるでしょうね。
ちょっと楽しみ。

働き方はひとそれぞれですし、いくら稼げるかは能力次第でしょう。
結局のところ、自分がどこで満足するかということだろうと思います。
僕が10年やってきたうえで思い描く理想の数字は
売上900万円
経費300万円
→利益600万円
労働時間1500時間
というものですが、今の自分から想像できる(雇用をしない場合の)MAXの数字がこれです。
ようは松本直之の限界がおそらくこのあたりにあるんでしょう。
想像できないことは実現しませんからね。

ひとまず上の数字、3年先を目標にしてやっていきましょう。
ということで新年の抱負でした。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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