救いの手を差し伸べる

春らしく暖かい日があると、野菜と一緒に草もどんどん伸びてきます。
イネ科のつんつんした草は少ないのですが、ほふく型の横へ広がっていくような背の低い草が覆ってくるので注意しないと野菜が光を奪われて負けてしまいます。

ほら、ここに消えてしまいそうなブロッコリーが。
黒ビニールマルチを使うこともあり、そちらは除草が必要ないような状況ですが、生育そのものに関しては
不織布+黒マルチ ≒ 不織布のみ > 露地
という感じなので、タイミングよく除草できるなら無理にビニール資材を使わなくてもよさそうです。
上の写真は明らかにタイミングを逃してますけど・・・。

このまま放置するとほんとに消えてしまいそうなので除草してみました。

負けそうなところは育ちが悪いですが、うまく共生できたところは意外に元気に育っていました。
これで競争相手がいなくなったので一気に生長してくれるはずです。

草を生やすこと自体はメリットが多く否定するものではありませんが、野菜がつねに優勢になるように管理しなければただの雑草地になってしまいます。
草取りの手間も余計にかかりますし。
すべてはタイミングですね。

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