多い=うれしいとは限らない

うれしい悲鳴だと思うのですが。

エンドウの収穫がはじまっています。
全体的に出荷量が不安定な5月上中旬にピークを迎えるので、野菜セットのクリーンナップを打ってもらうために多めに作付けしています。
問題はココ。
エンドウって収穫がものすごい大変なんですよ。
大変というか、とにかく時間がかかる。
セットをつくるために10種類の野菜を収穫する場合、エンドウ1種類にかかる時間と他の9種類にかかる時間が同じくらい。
極端に言えばそれくらいエンドウの収穫時間は長いです。

原因は多めに作付けしていること。
今日の収穫量だと1週間に野菜セットで出荷する量を完全に超えてしまっています。
いまの半分でもいいくらい。
必要出荷量にあわせて作付けをしておかないと痛い目に遭います。
遭ってます。
エンドウに頼らなくても野菜セットをしっかりと作れるようになれば、収穫時間をとられてしまうエンドウの作付け量をおさえることができるのに・・・。
まだまだ春野菜の栽培は未熟なんだよね。
がんばらないと。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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