地割れの快感

ハウスでの育苗は最盛期を迎えています。
ナス・ピーマンの生育が若干よろしくなかったり、レタスが相変わらず発芽率悪かったりしますが、全体的にはうまくいっているほうだと思います。
スペースがなくて困っているのは相変わらずで、来年はもうちっとでかいハウスを建てようかと思案してますが、今年はなんとかこのままいっちゃう予定。
今の時期の気候なら、霜や雨が当たらないようにするだけで育ってしまうので、よっぽど場所がなければ家の軒下なんかに置いても大丈夫ですしね。
夜の寒さに緊張する日々は過去の話になりました。
4月に気をつけることは水やりを忘れないことです。
暑いので乾燥が激しく、ポットの土がカラカラになってしまうことは避けたい。
避けないと枯れるし。
枯れたらショックだし。
育苗生活はあと1ヶ月ほど。
残り少ない日々を楽しむことにしましょう。


何度見ても飽きないのが発芽の瞬間。
土を持ち上げてうっすらと緑がかった軸が顔をのぞかせる瞬間もたまらなく好きですが、土の中で根を出したことによって土の表面に亀裂が入る瞬間はもっと好きです。
思わずほじくり返したくなりますが、そこは我慢。
じっと待ちます。
なかなか地面が割れてこなくて、そっとほじってみると全く根を出していないこともあり、そんなときは戻して水をたっぷりあげます。
100%の発芽率を目指して、今日も種をまきます。
明日も。
明後日も。
来年もね。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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