前職の技術を持って乗り込もう

昨日、来年2月から研修予定のしまっちがホームページとブログを開設したという日記を書きました。
いろんな人に知ってもらうという意味で早くから開設していることに感心したということも書きました。
今回はこのへんの話。
彼も僕も元システムエンジニアです。
WEBデザインを得意とするような職ではないですが、コンピュータにはけっこう強いです。
だからホームページを立ち上げて宣伝し、通販を主体とするのはなんとなく理に叶っています。
松本自然農園HPには「野菜たちの生育状況」というページがありますが、これは簡単には真似できないようなつくりになっています。
表面だけ真似するのは可能ですが、おそらく更新が大変だろうと思います。
プログラムを組めるからこそできるページになっています。

ここで言いたいのはSE万歳!ということではありません。
前職を生かしたほうが就農するときに有利に働くということが言いたいんです。
営業やってた人であれば、商品を売り込むときに経験を生かせるでしょう。
飲食関係にいた人であれば、販売ルートを確保しやすかったり飲食店側の気持ちがよくわかったりすると思います。
車の整備をやっていれば機械メンテナンスはお手のものかもしれません。
会社で経理担当していれば・・・。
ガテン系だったら体力に自信が・・・。
自分が経験して培ってきた技術を、農業という世界で生かすことができれば他の農家にはない特色がだせるかもしれませんね。

不得意科目を必死になって平均まで持っていくよりも、得意科目をさらに伸ばしていくほうがラクだと思いません?

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 書籍出版しました:時給3千円農家のつくりかた

  2. 【情報の価値】生産者と消費者をつなぐオンラインマルシェ「ポケットマルシェ」は何がすごいの?

  3. 5/16締切 新規就農を全面的にサポートします!

  4. 【応用編】有機・多品目栽培でトマトはどのように育てるべきか

  5. 【成長】不織布を片づけながら一石二鳥を狙う

  6. 【六次産業化】難しい理由3つ&成功のコツ3つを知れば六次化のハードルは下がる