ループハンドルと腰の関係

一年半ほど前から使い始めたループハンドル式の刈払機。

草刈りシーズンから言えば昨年が1シーズン目。
今年が2シーズン目です。
すこしずつ慣れてきたので評価してみます。

これまでずっとU字ハンドル式を使ってきていたので違和感はありましたが、斜面がとにかく多い地域性もあってループハンドルはなかなか優秀。
でも。
飛び出たハンドルがないツーグリップ(1本棹)タイプのほうが傾斜地に適しているとよく言われます。
実際、斜面を刈るときはループハンドル部を持たないでツーグリップのように使うことが多いです。

平面に関してはU字ハンドル式に軍配。
両手でハンドルを持ち肩からぶらさげて使うので3点で支えることになり非常に安定し、腰の回転だけで刈り進められるから平面の草刈りは非常にラクです。

斜面ではツーグリップ。
平面ではU字ハンドル。
斜面も平面も刈るときはループハンドル、という見方が一般的かと思いますが、どっちつかずのループは実際に使うとかなり中途半端です。
ハンドル型の違うループ以外の2種類の刈払機を持ったほうがいいんじゃないかと思うくらいです。

ですが。
ループハンドルの利点は別のところにあったんです。
刈払機での作業は、その重さと振動を体に受けながら、同じ姿勢で何時間も作業するのでけっこう体には負担が大きいです。
とくに腰が。
その負担を軽くするため、エンジンの位置を右に置いたり左に置いたりして姿勢を変えるんですが、ループ式ではハンドルを持つほかにツーグリップのようにシャフトを持つという選択肢が増えるんです。
その微妙な持ち位置のずれ。
これが姿勢を変えることにつながるので、結果として腰への負担を減らすことができます。

たとえて言うなら自転車のドロップハンドル。
ロードレーサータイプの自転車に採用されるハンドルですが、上を持つか下を持つかで姿勢が変わるので長時間でも疲れにくいです。

長時間の作業でも疲れにくいこと。
これが非常に重要。
とにかく草を刈る面積が多いので刈払機の仕様と使用には気を使います。
法面(のりめん)が少ない平地に住んでる人にはわかんないだろうなぁ。

ということで、耕作放棄地のように草がボーボーな平坦地をひたすら刈るような状況さえなければ、斜面刈り比率が高い僕的にはループハンドル式が合っています。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

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有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

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有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

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