サマータイムの導入

サマータイム
夏の間だけ時計を進めて、明るい時間帯を有効に活用しようとする制度のこと。
松本流のサマータイムはちょっと違います。

真夏の炎天下をまともに受けて外で働くのは正気の沙汰ではないので、昼休憩を長くとっています。
夏以外では12時半~14時が休憩時間なのに対して、夏は12時~15時の休憩をとったりします。
そのかわり朝の涼しい時間帯に、朝食前にちょっと働いたりします。
これは松本流というより百姓やってれば実践している普通のことです。

松本流サマータイムにはもうひとつあって、それは雑草対策と関係があります。
梅雨時期も含めて夏は草の伸びがものすごいため、ちょっと油断すると野菜が草に埋もれて取り返しのつかないことになってしまうことが多々あります。
そこで一日の労働がスタートする最初の30分間、草刈機をまわして畑の中を歩き回ることにしています。
まとめて草刈りしようと思ったら大変だけど、始業前の掃除をするかのように草刈りを日課として位置づけます。
日課にしちゃうのがミソ。
機械を使った労働は体力を削り取るので、長時間使うと体の疲れ方がものすごいことになります。
帰宅して玄関で倒れこんでしまうほど疲れます。
晩酌でビールなんて飲むひまがあったら眠りたいくらいの疲れです。
これが一日30分程度であれば体への負担はたいしたことないので、夕方までガッツリ働くことができます。
あくまで僕の場合ですが。

小学生のころ、夏休みの宿題を8/31にまとめてやっていた人には向かないかもしれません。
僕は宿題の量を夏休み日数で分割してこなしていくような面白みに欠ける小学生だったので、こういうやり方が向いているんだと思います。
分割タイプの方は松本流サマータイムをぜひどうぞ。

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