クリーンナップを打てる存在ですから

秋野菜の先発メンバーのひとり、いやひとつ。
それがニンジン。
緑色が圧倒的に多くなってくる秋冬野菜の中で、オレンジやイエローの彩りを提供してくれるニンジンは貴重な存在です。
ニンジンだけ単品で売って欲しいという要望があちこちであがるくらい高需要なので、どうしても失敗できないプレッシャーを与えてくれる困った野菜でもあります。
さて今年の出来。

第一弾がようやく通常サイズになってきました。
これを播いたのは7月31日なので約3ヶ月ほどかかっています。
雨が少なかったり、かと思えば台風で一気に雨が降ったり、とにかく土壌水分の変化が激しい季節を乗り切っての収穫なので、ここまでたどり着いたのは実はかなりうれしいです。
問題は安定して長く出荷できるかどうか、ですが。
秋ニンジンは収穫適期を過ぎるとあっというまに割れてくるので長々と畑に置いておけませんが、まだ次々と種まき時期をずらしたニンジンが収穫を迎えてくるので心配いりません。
今年はたぶん2月末までしっかりと出せるのでは、と思っています。

え?味?
いや~味覚って主観的なものだから僕の口からは言えませんよ。
食べた人が判断してくれればそれでいいです。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 【我流】ヤーコンを育苗するとかマジですか!?

  2. 【実験】ゴーヤのタネを丸裸にして播いてみたら・・・

  3. 【流通】卸売市場の仕組みと付き合い方。中間マージン大きすぎてマジ泣く・・・

  4. 【応用編】有機・多品目栽培でトマトはどのように育てるべきか

  5. 【情報の価値】生産者と消費者をつなぐオンラインマルシェ「ポケットマルシェ」は何がすごいの?

  6. ラウンドアップの発がん性とモンサントの農業支配。それって事実?陰謀論?