もっと早く気が付くべきだった

ポットの土詰め作業。
苗を育てるためのポリポットへの土詰め作業はけっこう時間のかかるもんです。
忙しくない今の時期だから気になりませんが、土を詰めている手間といったら馬鹿になりません。
何千何万とやるわけじゃないけどね。


土の入ったポットはこういうトレイに並べていきます。
10.5cmポットで24個ほど置けます。
水分を含んだポットはけっこう重たくて、このトレイだと持ち運ぶときにグニャってよじれたりするんですね。
困ったことに。
それで昨年はよじれないように仕切りのある頑丈なトレイも併用しています。

これだと苗ずらしができないのでトマトのときは困りますけど、管理上はいろいろ便利だと思います。
まあ間を抜いて1トレイで12ポットにすれば苗ずらししたのと同等になりますから欠点はなさそうですし。

ところで先日気が付いたのですが、これに空のポリポットをセットすれば

このように隙間なくセットされるので、ここに土を上からバサッとのせていくだけで土詰めが完了してしまいます。
スピードポッターという商品が売られていますが、それに匹敵するような効率のよさ。
なんでもっと早く気が付かなかったんだ?
研修生はわかっていて黙ってひとつひとつポリポットに土詰めしていたんだろうか。
言ってくれたらよかったのに~。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

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