野菜を多品目で栽培していると問題になるのが
端境期
をどうやって乗り越えるのかです。
野菜セットなどを年間とおして顧客へお届けしている場合、野菜が切れて休止するのは避けたいところ。
でも、野菜の種類や量が少なくなってしまう時期がどうしてもあって、それを端境期と呼んだりします。
もっとも難しいのは冬から春の端境期。
ふつうにやっていたら野菜がほとんど採れない季節です。
そんなときでもテクニックはあるもので、あれこれと工夫すれば種類を揃えることはできますね。
今回はそのテクニック、というか年中供給のコツについてお話しします。
【対策】抽苔ートウ立ちを防ぐ4つの方法とは
https://youtu.be/S7lrHMa4oqI
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・