有機農業も学べる場がないと

最近いやな病気にかかっています。
こたつ就寝病
夕飯を食べたあと、こたつに入っていると気持ちよくなって寝てしまうアレです。
ここんところ連続しています。
風邪を引くから布団で寝なさい!とはよく言われていますが、なるほどコタツで寝るといまいち体力が回復しません。
朝起きても布団にくらべるとだるさが残っています。
これは風邪を引く要因となっても間違いありません。
できれば避けたいコタツ就寝病。
でも気持ちいいんだよね、これが。

さて、月曜の話になってしまいますが見学者がやってきました。
農業大学校の学生さんです。
僕はまだまだ若いですが、それでもさらに若い人が来てくれると刺激になってありがたいですね。
どうも農業大学校では有機農業のついてはあんまり教えてくれないようで、興味があるのに学ぶ場がないということで来てくれたみたいです。
それにしても世間ではこれだけ有機農業・有機農産物に対するニーズが高まっているのに、なんで学校サイドがそれを教えないのでしょうか。
慣行の農業(農薬・化学肥料を使う栽培)を教えることはもちろん必要だと思いますけど、有機農業ってのはどんなものかちょっとくらい教えてもいいと思うんですが。

これには僕はいくつか理由があるのかなと考えています。
ひとつは有機農業って産業としてまだまだ成熟していないので「儲からない」ということで避けられているということ。
稼げるかわからんところに若者を送り込みたくないと。
補助金付けながらも国から支援のある慣行農業と違って、有機農業にたいする支援はないに等しいので学校側としては教えにくいのかもしれません。
でもさあ、慣行農業だってヒーヒー言いながらやってるじゃん!って言いたいよ僕は。

ひとつは有機農業について教師側が知識がなくて教えることができないということ。
経験がないものを教えることはできませんからね。

ひとつは国策に沿ってないので避けられているということ。
でも昨年末、有機農業推進法が施行されたのでこれからどんどん行政や教育機関が動かざるをえない状況がやってくるかもしれません。

たぶんもっといろんな理由があるでしょうけど、学生さんには学ぶ機会をしっかりと与えて、将来への選択肢をひとつでも増やしてあげてほしいなと思います。

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