無農薬のキジ

じゃんじゃん種まきをしたり苗を植えたりする季節。
空いている場所があれば耕して、すぐに畝を立てて野菜が植えていく季節。
ここから1ヶ月で農地のほとんどすべてが埋まっていきます。
ただ草ボーボーにしてあっただけのところはすでに使い終え、最近はもっぱらビニールマルチをはがさないまま越冬してしまったところの片付けに精を出しています。

長い間放っておいたせいでビニールマルチのすそが土と同化してとれなくなってしまったところを、せっせとクワで土をほぐしながらマルチを取っていきます。
台風の影響なのか冷たくて強い風がときおり吹いてくる中を、汗だくになりながら作業していたそのとき、
ばさばさっ

!!
なんだ?と思って見るとキジがすぐそばから飛び去っていったところでした。
1mにも満たないところに来るギリギリまで飛び立たないキジ。
その見た目はおそらくメス。
ということは・・・

そういうことです。
卵を温めていました。
こんな近くに危険動物が来るまで卵を守り続けるとは、なんとも見上げた根性です。
すこしは僕も見習いたいものですね。

脅かしてしまったのでもう戻ってこないかと思いましたが、次の日にはちゃんと元通りメスキジが座っておりました。
孵化するまでそーっとしておきたいところですが、これがある場所すぐにでも使いたいんだよね
~。
どうしよう。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

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