無農薬のキジ

じゃんじゃん種まきをしたり苗を植えたりする季節。
空いている場所があれば耕して、すぐに畝を立てて野菜が植えていく季節。
ここから1ヶ月で農地のほとんどすべてが埋まっていきます。
ただ草ボーボーにしてあっただけのところはすでに使い終え、最近はもっぱらビニールマルチをはがさないまま越冬してしまったところの片付けに精を出しています。

長い間放っておいたせいでビニールマルチのすそが土と同化してとれなくなってしまったところを、せっせとクワで土をほぐしながらマルチを取っていきます。
台風の影響なのか冷たくて強い風がときおり吹いてくる中を、汗だくになりながら作業していたそのとき、
ばさばさっ

!!
なんだ?と思って見るとキジがすぐそばから飛び去っていったところでした。
1mにも満たないところに来るギリギリまで飛び立たないキジ。
その見た目はおそらくメス。
ということは・・・

そういうことです。
卵を温めていました。
こんな近くに危険動物が来るまで卵を守り続けるとは、なんとも見上げた根性です。
すこしは僕も見習いたいものですね。

脅かしてしまったのでもう戻ってこないかと思いましたが、次の日にはちゃんと元通りメスキジが座っておりました。
孵化するまでそーっとしておきたいところですが、これがある場所すぐにでも使いたいんだよね
~。
どうしよう。

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