大玉はありませんが

6月に収穫時期を迎えるタマネギ。
抜いた後に数日ほど天日乾燥してから取り込みたいと思っているのが、梅雨時期なのでいつ雨が降ってもおかしくない緊張感によりタマネギを収穫する勇気を萎えさせます。
それでも、葉がカラカラに枯れるまでそのままにしておけば、抜いたときには保存可能な状態になっているから問題なし。
収穫→保管の流れを梅雨と関係なくスムーズに行えます。
ほんとうに問題なし、なのかは置いといて、他の作業の進捗を考慮しながらここだというタイミングで一気にタマネギを収穫してしまいました。

出来としては悪くありません。
ただし、いいところはいい、悪いところは悪い。
そんな感じ。
管理が後手に回ったところはやっぱり玉が小さくなった傾向が見られます。
そして、水はけが悪いところに植えてあった玉ねぎの出来がもっともよかったという過去の経験をもとに今年もやってみたところ、やっぱり結果は良好でした。
この場所、里芋とソラマメくらいしかうまく育っていなくて困っていたところでしたが、玉ねぎと組み合わせることで年間の輪作体系が確定しました。
もっと早く気付くべきでした。
適地適作だいじです。

掘ってみたところジャガイモもどうやら悪い出来ではなさそうですし、保存野菜がストックされている安心感をもって今夏は過ごせそうですよ。
・・・ニンニクはだめでしたが。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 【耳勉】キュウリの種まきしながら自分をアップデート

  2. 【解説】専業農家と兼業農家。その分類はもう時代遅れ?

  3. 【異形の者】キャベツの歴史を知る!キャベツはなぜ無農薬栽培が難しいのか?

  4. 【基礎編】トマトを栽培するときの最重要ポイントとは?

  5. 農家のための災害復旧支援。国はどこまで助けてくれる?農家はどこまで負担する?

  6. 【溜息】張ったばかりのビニールマルチが穴だらけ!誰じゃあ!!