赤いダイヤ再び

夏の主役はいつだってトマトです。
世間的なこと、じゃなくて松本自然農園の中では。
どれだけ手間がかかっても、どれだけ失敗しても、トマトがなければ夏が始まりません。
夏の野菜セットにトマトが入っていなければ少なからず苦情に近いような反応が返ってきます。

野菜のなかでもトップクラスの手間がかかるので、野菜セットのなかの一品と考えると決してわりにあう野菜ではありません。
それでも大量に作付けてしまうのは、お客さんが求めているからであり、自分がトマトを好きだからでもあります。
食べることもそうだし、育てるのも好きです。
栽培方法がこれほど多様な野菜があるのかというくらい幅が広いのも魅力のひとつか。
奥が深いともいう。
松本自然農園は今年が9年目ですが、いまだに栽培管理は変動しつづけてますからね。
去年はこうしたけど、今年はこうしてみよう、の繰り返し。
決定打がないからでしょうけど、うまくいった年があってもそこに落ち着かない。
はやく自分に合ったやり方に出会いたいものです。

そんなトマトは先日ほとんどの苗を定植してしまいました。

今週末に霜の危険がありそうですが、対策を講じてなんとか乗り切りたいと思います。

関連記事

  1. 【情報の価値】生産者と消費者をつなぐオンラインマルシェ「ポケットマルシェ」は何がすごいの?

  2. 【農業のキホン07】C/N比そして窒素飢餓。有機肥料マスターになるための第一歩です

  3. 【対決】小泉進次郎vsJA「負けて勝った」と言い残した小泉氏の真意とは?

  4. 無料イベント登壇のお知らせ:10月14日名古屋市

  5. 【六次産業化】難しい理由3つ&成功のコツ3つを知れば六次化のハードルは下がる

  6. 【悲劇】春の定植祭りは狂気の沙汰