第三の潅水法

今日、雷と一緒にどしゃぶりの雨をもたらしてくれてホッとしていますが、ここんとこ雨が降らなくて困っていました。
土を掘っても掘ってもカラカラの状態。
すでに根をしっかり張っている野菜は枯れたりしませんが、タネを播いたばかり苗を植えたばかりの野菜たちは毎日水をあげないと一発で枯れてしまいます。

エンジンポンプを持っているのでスミサンスイのような潅水チューブで優しく散水すればいいのですが、あまりに優しすぎるので土をしっかり湿らせるのにたっぷり時間を要します。
100L/分の放水能力があるのに柔らか散水では存分に力を発揮しているようにみえず、なんだかガソリンがもったいないなぁと感じていました。
もちろんエンジンさえかけておけば僕の手を煩わせることなく仕事をしてくれるのはありがたいのですが。

最近ではニンジンのタネを播いたりレタス苗を植えたりしてるのでジョーロでせっせと水やりしていました。
これが時間かかって大変。
そこで新しく購入しました。

ポンプからのホースに直接つなぐ散水ノズルです。
放水能力そのままにミスト散水ができます。
これはいい。
ニンジンの発芽は問題なくクリアできそうだし、これから始まる苗の定植ラッシュでも植えたあとにドバッとかけておけば安心です。

ふんわり潅水と通路どばっと流し込み、そしてノズルしっかり散水。
エンジンポンプを利用する3つの方法をうまく使い分けて、カラカラの夏を乗り切りたいものです。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

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