苦手意識を克服して次のステップへ

今年の目標にキャベツをうまくつくること!と掲げた2012年。
無農薬でやっている農家さんでも、さらっと簡単に栽培してしまう強者はいますが僕はまだまだそういう人たちには追いつけていないのでキャベツ栽培の成功を目標に掲げています。

うまくいったことももちろんありますが、失敗することも多いので野菜セットに入ることが少ない貴重な野菜になっています。
でもこれじゃあいかん。
キャベツといえばボリュームがあって重量感もバッチリで、料理のレパートリーが満載で冷蔵庫に入れておいても傷みにくい。
いいことずくめの万能野菜なのです。
主婦の味方なのです。
なんとか、真夏は無理としてもそれ以外の季節にしっかりと定番のようにキャベツを野菜セットに入れたものです。


というわけで今年は宣言通りに栽培をがんばっています。
ここまで苗作りから畑に出して結球前まで、肥料分不足で生育がいまいちだったりイモムシ系の害虫に葉をひどくかじられたりすることもなく、しっかりと生長してくれています。
あとは小さくてもいいから玉になってくれたら、いちおう売り物として世に出すことができるでしょう。

問題なのはずらし播きしたにもかかわらず生育状況が似通ってきているため、収穫適期が一気にくるかもしれないということ。
調子に乗って800株以上植えているので2ヶ月くらい収穫が続くようにバラけてほしかったのですが。
こういうのは栽培が軌道にのってからの悩みですね。
まずは目の前のキャベツを収穫までのせましょう。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

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