秋野菜はボリュームがすごい。
葉もの野菜が多いので、価格分の野菜をセットとして揃えていくと
なんじゃこりゃ~
というくらいあふれんばかりの量になる。
畑に野菜がたくさんあると調子に乗ってたくさん箱詰めしてしまうので、最近のセットは食べきれないくらい入っていることが多い。
毎週とってくれている家庭はおそらく夢でうなされるくらい野菜生活を満喫しているに違いない。
たくさん提供できて僕はうれしい、お客さんもうれしい。
でもいいことばかりじゃないんです。
あんまり多く入れすぎると
「毎週だと食べきれないので隔週にしてください」
と言われてしまうんです。
これだと僕は悲しい、お客さんはうれしい。
よかれと思って野菜をたっぷり詰めていることが、売上の減少につながるというのは苦痛です。
残念です。
量のサービスはほどほどに。
気持ちのサービスは満タンで。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・