世間がもっている農業のイメージはどのようなものでしょうか?
おそらく良いものではないと思います。
3K農業(きつい、臭い、汚い)という言葉があるように、あまりいいイメージを持たれていません。
朝から晩まで働いて、それで裕福かといえばそんなことはなく。
(今は知りませんが)ひと昔前は農業はバカがやるものだと思われていたようだし。
農家自身が「農業は儲からん!」と嘆いてみたり、イメージ通りのけっこう倹(つま)しい暮らしをしていたり。
農家によってばらつきはありますが、ちゃんと稼げないうえに3Kで魅力を感じられないんじゃ農業が魅力的に映ることはありませんよね。

いちおう言っておきますが
稼げないことが悪いわけじゃありません。
働きすぎることが悪いわけでもありません。
そこを否定するつもりはないです。
お金がすべてじゃない、効率追求がすべてじゃない。
そういう貨幣経済の尺度では測りきれない魅力が農業にはあると感じています。
それでも。
世間が抱いている農業のイメージは良くないですし、実際イメージどおりの農業をされている農家は多いと思います。


今回は。
仕事は楽しむためにある。
人生を楽しまなきゃもったいないよ。
という話です。
あまり稼げているようにみえないんだけど、なんだか幸せそうにしている農家がいるのはなぜか。
日の出から日の入りまでブラック企業も真っ青な働き方をしている農家が、なぜか充実しているように見えるのはなぜか。
その答えを順序立てて説明していきます。

 

お金は大事

おカネ2

生活のために仕事をする。
欲しいものを買うために、お金を稼ぐ。
おそらくほとんどの人がそうでしょう。
それはストレートにいえば金銭欲。
生きるためにお金が必要だと知っているからこそ、お金に執着するんだと思います。
使い切れないくらい欲しいという人もいるでしょうし、生活のために最低限あればいいという人もいるでしょう。
価値観の違いこそありますが、お金が大事だという共通認識は同じです。


そして。
生活においてはもちろん、事業をやるうえでもお金は欠かせません。
タネを買う。
農業機械を買う。
ビニールハウスを建てる。
農業において生産をするためには、まず道具をそろえてタネや肥料を買う必要があります。
そしてそれらを活用して生産を行い、作物を育てていきます。
できたものは売る。
売ってお金に換える。
このようにして、いくらか経費をかけることによって売り上げを作っていきます。
つまり最初にお金をかけて、それを商売を通じて何倍にも増やしているわけです。
逆にいえば。
お金をかけなければ売り上げが作れない、ということ。
事業を動かしていくにはお金が必要なんです。


生活のために、仕事のためにお金は必要です。

 

時間も大事

腕時計

お金と違って目に見えないのであまり重要視されませんが、時間は生きていくうえで非常に大事なものです。
朝、目が覚めてから夜に就寝するまで、起きている間をどのように使うのかは、人それぞれ自由です。
生活のために時間を切り売りして、大部分を仕事の時間にあてる。
お金よりも大事なものがある、と悟って生きるためもしくは自由を得るために時間を使う。
目標を見つけられず、ただなんとなく惰性で過ごしてしまう。
時間の使い方は人それぞれバラバラです。
でも、ひとつ言えるのは、
時間は皆に平等に与えられている
ということ。
もちろん寿命は違いますのでトータルでの持ち時間は違いますが、一日が24時間なのはみんな同じです。

一日何時間くらい寝て、何時間くらい働いて、趣味にどれくらいの時間を費やすのか。
20代、30代という時間をどのように過ごすのか。
一日一日の時間の使い方で、5年先10年先の自分がどのように成長しているのか大きく変わってきます。

時間を意識することはあまりありませんが、新規就農したいと思われるのであればやらなければならないことは山のようにあります。
遊んでいる暇なんてないです。
時間を有効に活用して、就農に向けての準備をしていくべきです。

 

目的は人生を楽しむこと

お金は大切です。
時間の使い方も重要です。
お金だけあればいいというものでもなく、時間だけたっぷりあればいいというものでもない。
どちらかあればいいというものではないんです。
バランスが大事です。
使い切れないほどのお金があっても、それを使う暇がないほど忙しすぎたら意味がない。
時間にたっぷりゆとりがあっても、お金がなければやりたいことができません。
お金と時間、両方があるといいですよね。

あ、両方ないのは最悪。
貧乏暇なしというやつですから。
やっぱり両方あったほうがいいと思います。

そして。
両方を得るために必要なのは高い時給です。
つまり、効率的に短時間で高い付加価値の仕事をして必要なだけのお金を稼ぐということ。
生活するためにはお金が必要で、そのためには時間を使ってお金を稼がなければならない。
だからこそ効率よく稼ぐことが重要です。

じゃあ高い時給で仕事をする医師や弁護士がいいのかという話になりますよね。
時給が高い仕事が善で、時給が低い仕事が悪なのかと。
そこは単純ではありません。

医師や弁護士はみんな幸せなのか。
時給1000円に満たないアルバイトで食いつなぐ人はみんな不幸なのか。
それは分かりません。
なぜかというと。
時間もお金も潤沢にあったとしても、その生活自体が楽しくなければ意味がないから。

なにか目的があって、そのためにお金がいる、時間が欲しい。
というのはアリだと思いますが、目標もなくお金や時間があってもむなしいだけです。
アルバイト生活をしていても幸せだと感じる人だってたくさんいるでしょうし、医者として社会貢献していても幸せを感じられない人だっています。
仕事を含めて人生を楽しめているかどうか、がカギだと思います。


人生を楽しむためにお金がいる、時間がいる。
だから働く。
しっかりと稼ぐ。
逆にいえば、人生を楽しめているなら貧乏暇なしでも問題はありません。

農業の場合。
お金ではない何かを求めて農家になる人がけっこう多い。
都会での仕事に疲れて、人間関係に疲れて、今よりもっと充実した人生を送るために農業という生き方を選ぶ。
農業という仕事に楽しさややりがいを求めて、お金を稼ぐことよりも大切なものを探すために就農する。
よくあります。

実際。
農業という現場で人生を楽しんでいるなぁと感じる人は多いです。
金銭的にはもしかしたら苦しいのかなと思うような人でも、笑顔で農業を楽しんでいる。
朝から晩まで休みなく働いて、時間的にも余裕がなさそうなんだけど、それでもなぜか楽しそう。
それはおそらく。
仕事が楽しいんです。
心から仕事を楽しめているからこそ、お金や時間が気にならないんです。

 

お金は大切です。
時間も大切です。
でも。
最も大切なのは人生を楽しむこと。
仕事を楽しむこと。

あなたが農業をやりたいのはなぜですか?
それがはっきり分かっているなら、これからの人生は充実したものになります。
だって農業は、人生を賭けるに値する素晴らしい仕事なんですから。

 

 

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

栽培が下手でも時給3000円で働く農家になる方法とは?

もしかしたらあなたは、ひたすら栽培技術を磨こうとしていませんか?
いいものを作れば売れると思っていませんか?
その道は、優秀な先進農家と戦うことになる、かなり危険な道です。死に物狂いで努力しても結果を残せないかもしれない道です。

それよりも、たとえ栽培が下手でも時給3000円、しかも週休3日で働く農家になる道があります。見つけさせすれば誰でも通れる道です。

そんな道どこにあるの?じつは・・・

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有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

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