今日こそは耕して畝を立てなければ。
種まき、苗植えしなければならない野菜が山ほどあるので、使っていないところを耕して畝を立てます。
いつも使っている小さな管理機をフル活用して一気に仕上げる予定。
朝からウォンウォンうなって管理機が畑を走ります。
ほどよくしっとり湿った土を草と一緒にかき混ぜていきます。
と思ったら30mほど走ったところで緊急停止。
動かなくなってしまいました。
まさか、と思い当たるところがあったのでカバーをはずして確認すると、やはりソコでした。
Vベルト
が切れていました。
このベルトはエンジンの回転をタイヤに伝える大事な役割を担っています。
それが切れたんだから動かないのは当然でしょう。
それにしても新品にしてから半年も経たないうちに再びVベルトが切れるとは思いもよりませんでした。
ひっかかってベルトに傷がついたんでしょうか。
普通に使用すれば2年以上もつはずなので何らかの負荷がかかったのは間違いないでしょう。
どうしても今日耕しておきたいので農業資材店に電話してベルトの在庫を確認。
昼ご飯の時間を削って車を走らせました。
もったいない時間のロスです。
ロスを取り戻すかのようにひたすら機械で耕す。
これだけは今日やっとかないと、というところだけはなんとか終わらせました。
必死だったので余計な力が入っていたのか、終わったころには握力ほとんどなし。
ご飯茶碗を持つのがちょっと怖いくらいです。
機械はやっぱり疲れます。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・