新しい畑はけっこう山奥なので、電気柵がなければイノシシを防ぐことはできません。
新たに電気柵一式を購入して設置しに行ったのですが、すぐ下で田んぼをつくっているおっちゃんが電気柵を設置しているにもかかわらず高さ1mほどの金網を追加設置しているではありませんか。
これはどういうことだ?
と思って話しかけました。
すると、「電気柵じゃ簡単に侵入してきよる。防げんわ。」
という返事が。
周りに民家など一切なく、夜間は明かりひとつないのでイノシシは警戒することなく暴れまわるそうな。
そういうことは僕が電気柵を購入する前に聞きたかったよ。
今これから設置しようかというときに、なんと恐ろしいことを言ってくれるんですか。
さらに「鹿も出始めとるよ。」というダブルパンチ。
鹿は半端な高さの電気柵じゃ防ぎきれません。
大根なんて作った日にゃ葉っぱを全部食べられてしまいます。
どうしたものか。
とはいえ持っているのは電気柵だけなので設置するしかありませんね。
無策じゃやられるのは目に見えているので、電線を3段にしてみました。
これでダメなら4段にします。
まだ本格的に作付けをしている畑じゃないので、来春までいろいろ試しながらイノシシ対策を練り上げてみようと思います。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・