12月なので冬の楽しみを堪能します

寒くなってきたとはいえ仕事はなくならず、12月に入ったけれどまだまだやるべきことが多々残っています。
どれもこれも急ぎではないけど、霜の降り方が強くなる前にやっておかなければならない作業もあるので気が抜けません。
まあ9月10月に比べればずいぶんラクになりましたけどね。

作業的にも気持ち的にも余裕がでてくると考え始めるのが来年度の計画。
なにをどこにどのくらいの量で作付けしようか、どんな品種を選んでみようか、作付け計画は冬の大きな楽しみのひとつです。
2010年は計画をほとんど立てずに無鉄砲作戦を実行してみました。
場所が空いたらエイヤァっと植えたいものを植える。
そんなことを繰り返してみました。
これはこれで畑に空きをつくらず回転率を爆発的に上げることができるので、小面積で効率を追求するという点ではいいんですよ。
ただ、ちょっとやりすぎた感が強いです。
草を生やす期間が短くなることが多く全体的に有機物の補給が足りてなかったり、作物ごとに適した土壌条件があるのにそれを無視して植えつけてしまったり。
そんな無理が祟ったんでしょうか。
天候不順に適応できなかったこともありますが、今年はかなり失敗が多くなってしまいました。
効率的にまわしたはずが、失敗の多さでそれを帳消しにしてしまった気がします。

来年度はもうすこし作付けに関しては計画的にいこうと思います。
柔軟性を残しつつおおまかな計画を立てておきます。
2009年はきっちり計画、2010年はさっぱり無計画。
かなり両極端にやってみたので、2011年は両方のいいところをとってバランスを保てるはず。
研修生がいなくなって研修圃場6aが空いたので、ここを有効に活用すればうまく回っていくと思います。
え?来年の研修生が決まったらどうするのかって?
うーむ、そのときはそのときですよ。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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