3年間お世話になりました

いかん、日記の更新がとどこおってきた・・・。
農作業の時間が減ってきていることと無関係ではないのですが。
それでもネタは日常にころがっているはずなので、なんとか毎日更新を目指します。

昨日は完全休日、今日は最近めったに行かなくなった下山の畑に行ってきました。
土手の草はこないだ一気に刈っているのでOKなんですが、肝心の畑が草ボーボー。
春先にサツマイモ、カボチャ、ジャガイモなどを植えたっきりで、そのあとは何も植え付けていなかったからです。
なぜ植え付けなかったか?
上記3品目が早々にイノシシの被害にあい、この畑での作付けを断念したから。
もちろん電気柵でガードすれば充分に作れますが、もともと家からの距離が遠くて管理がおろそかになっていたので農地の返却することに決めました。

借地料すら払えないような収穫量でしたからね、この畑に関しては。
これじゃ経営に支障がでます。
せっせと草を刈って耕して、苗を植えて・・・それだけ人件費やら資材費やら光熱費やら投入したうえにマイナスじゃあねぇ。
そんな管理じゃ貸してくださってる地主さんにも申し訳ないですし。

そんなこんなで今日は一日がかりで草を刈り倒してきました。
僕が見ていないのをいいことに伸び放題になっていた草は、寒くなって立ち枯れているので機械ではスパスパ切れてくれない。
からまる、からまる。
イライラッっとするのをこらえての作業です。
おまけに弁当を持っていかないで15時半まで働いていたのでお腹が減る減る。
お腹の虫がやたらに鳴くので
うるせっ!
と言ってやりましたが、まったく効果ありませんでした。

今日はなんだか精神修行している気分になりました。

途中でガソリンが足りなくなったので一部を残して終了しましたが、あと2時間もあればすべて片付きます。
3年間お世話になった畑もこれでお別れ。
ちょっとさみしい。

この畑からスタートした松本自然農園。
地主さんにも農地にも感謝感謝です。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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