けっこう大変なゴボウの収穫。
これがあるから栽培をやめておこうという人がいるほどの重労働です。
専業で栽培している農家はショベルカーなんかでごっそり穴を掘るようなんですが、多品目農家にそれは無理。
いつもスコップでせっせと掘っています。
つい先日、そのスコップが割れてしまいました。
土に差し込んだ状態でかなり力をかけてゴボウを掘り上げるので負荷がかかりすぎてしまったようです。
ほかにも予備のスコップは持っていますが、幅広スコップでの収穫はなかなか大変。
ということで買ってみました。
左の道具、エンピというスコップで土木作業や造園業で使用される道具です。
もちろんゴボウや山芋の収穫にも使用できます。
これで収穫が楽になればうれしいですね。
で、今日試しに使ってみました。
たしかに幅がせまいので土への刺さり方は優しい。
すいっとささります。
しかも深くまでささる。
これもうれしい。
そこからグイッと力を込めてゴボウを浮かせる・・・はずがカキッという異音がエンピから。
金属部分と木部分のかみあわせが甘いみたいで力を込めると音が出ます。
不良品か?
外れたらどうしよう、みたいな不安が頭をよぎります。
しかもかなり力を込めるので木の柄では本気を出せない。
折れるかも・・・と思ってしまう。
樫の木だからよほど大丈夫なはずだけど心理的には怖くて力が入らない。
これじゃ本来の性能を発揮できんね。
エンピ自体はゴボウの収穫には有効だと感じました。
ただし本気を出して掘れる道具じゃないと意味ないです。
柄は金属にしてくれたほうがよかったかも。
あ、取っ手のところにMADE IN CHINAの文字が。
どうりで作りが甘いわけだ。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・