過酷スパイラル

今日は午前中に用事があったので午後だけ仕事。
畑に出ました。
そして修行しました。

・・・

あ、ニンジンの草取りのことです。
一部の農業者の間では修行と呼ばれるニンジンの草取り作業は、人生を振り返るにふさわしい過酷な労働です。
といっても体力を使うわけでもなければ技術が必要なわけでもない。
単純で細かい、そして遅々として進まないことへの苛立ちが過酷と言われる理由です。

もちろん除草のタイミングによってはもっと楽に作業できるし、そうすべきだと思う。
そのタイミングを逃してしまうのが未熟さの証なんですが。
もしくは太陽熱消毒などで草を生えにくい環境をつくっておくとか。
慣行農法だったら除草剤まけば一発OK(たぶん)。

と手はいろいろあります。
つまり本来は過酷じゃないニンジンの草取りを自ら作り出してしまったということが一番の問題。
そうです、僕が悪いんです。
自分の罪を背負いながら今日も黙々とニンジンを助けるために草を抜く。
そして日が暮れていくんです。

なんだか今日の文章は変ですね。
修行でおかしくなったかな?

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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