ついに定期宅配の募集を休止しました。
7月に入って慌てて申し込んでいただいた方、焦らせてすみません。
端境期でもないのにストップするのには理由があります。
ひとつは出荷数の上限。
僕ひとりで対応できる出荷数には当然ながら限界があり、そこに近づきつつあるところまできました。
がんばればもっといけますが、悠々生活にはこのくらいが適当かと。
面積を増やしたり人を雇ったり、そういう規模拡大方法がないわけではありませんが、それは僕が目指すところじゃないので今のところはやりません。
将来的にはやるでしょうけど、それは体制がととのってからということで。
もうひとつの理由は夏だから。
夏野菜は樹を育てて実を収穫していく野菜が多いので、作付量によっておのずと収穫量が決まってきます。
収穫量が同じなのに顧客数だけ増えてしまうと、一件当たりの量が減ってしまうというわけ。
今のお客様を大切に、という気持ちでいったん定期宅配の募集を休止しました。
秋頃から数軒の飲食店様との取引が始まる予定なので出荷量がまた増えることになり、松本自然農園を僕ひとりで切り盛りしているうちは一般家庭向けの募集再開がいつになるかわかりません。
けどまあ諸事情により定期宅配をやめていかれる方も出てくるでしょうし、少しずつだったら受けられるかもしれません。
ですので、どーしても松本野菜が食べたいんです、という強い要望をもってメールなどいただければ、おそらく受けられると思います。
そんなこんなで松本自然農園は順調に運営を続けております。
もちろん皆様の支援あってこそ。
今後ともよろしくお願いします。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・