松本自然農園のホームページをつくる前、自転車で日本一周したときの記録をホームページに残していました。
もっと遠くへ
最近はほとんど更新がなくて放ったらかしになっていたんですが、そのホームページを見てくれていた若者からメールがありました。
日本一周中なんですが会えませんか?
断る理由はなかったし、自分が旅しているときにお世話になった方々が言っていた
私に返さなくていいから、他の旅をしているような人に親切にしてやってほしい
という恩循環の法則を思いだしたので会うことにしました。
自分が自転車日本一周したのはもう10年以上も前のことだから遠い過去のことになっていたんだけど、会ってみると当時の記憶がよみがえってきました。
あー懐かしいなぁ。
そうそう、そんなことしてたっけ。
日本一周という目標に向かって走り続けるまっすぐな姿勢。
夢のまっただなかにいる人が持っている強いエネルギー。
日本一周をただの旅行で終わらせないために、その後をどのように生きるのか模索しながら走る日々。
今回会った彼からもそういう力強さを感じました。
今後もいろんな人と出会い、いろんなものを見て感じて、大きく成長することでしょう。
ゴールした時の心身ともにたくましくなった姿が楽しみです。
うちに泊まっていったけどたいしたもてなしはできず。
必死に山道を登ってきてくれただけの価値があったかどうかわかりませんが、記憶の片隅にでも残ってくれるとうれしいですね。
最近はブログやらSNSやらいろいろな情報ツールがあふれているので彼の今後も逐一チェックできます。
石清水達也の自転車日本一周ブログ
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・