水やりが大変な4月はもうすぐ

相変わらず春っぽくない気候です。
日中は暖かい日も増えてきましたが、朝晩はまだまだ寒い。
こちらでは0度前後の日々が続いています。

そんな中でも育てなきゃいけないのが夏野菜の苗。
電気代が気になって高い温度を設定できずにいますが、電熱温床マットを利用して寒さによる被害を防いでいます。
ほんとに最低限、10度くらいにしています。
ナス、ピーマンが若干遅れ気味ですが、そんなに気にするほどの遅れでもないですし、今年のここまでの寒さを考えるとあまり早い生育は畑に植えるのを躊躇してしまいます。

今年は4月下旬くらいに苗がそろえばいいかなぁと考えています。
早すぎた年もありましたが、その結果どれくらい収穫が早まったかといえば大きく得をしたと感じるほどのもんじゃありませんでしたし、遅霜の危険を考慮して4月下旬を目指します。

ハウス内にある春野菜の苗はどんどん畑に出されて、夏野菜の苗がポットに移し替えられていきます。
3月と4月でまったく違うハウス内の様子。
これがまた見ていて楽しいですよ。
でもポットが多いので潅水する量もハンパない。
水やりの大変さは4月が一番です。

・・・あ、そうそう。
発芽に問題のあった育苗用資材ですが、鉢上げしたあとのポットには使用できそうです。
よかったよかった。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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