ネギの土寄せ作業。
管理機という土寄せができる機械を走らせて通路の土をネギに寄せていきます。
そうすることでネギの白い部分を長くできるんです。
おまけに生えている草ごと寄せてしまうので除草効果もあります。
ちょっと草を生やしすぎたかなぁというくらいの状態です。
そのまま機械を走らせるとロータリーに草がからまって取り除くのが大変。
10mほど走ったら止めて、草を取り除いて、また走って。
その繰り返し。
もうちょっと草が小さいうちにやっておけばこんなに苦労しないのに・・・といつも同じ反省。
同じ失敗を繰り返しているあたりがまだまだ甘いですねぇ。
ロータリーの刃は土を耕しつづけるのでどんどん削れていきます。
削れると丸くなるのかと思いきや、刃先は研いだようになっているので要注意です。
今回のネギのように草がからまることが多いと、手を切らないように慎重に草を取り除かないといけないので神経をすり減らします。
でもそのうち注意が散漫になってきて・・・
アウチッ!
とやってしまいます。
いつもはスパッと切れるのですが、今日は違いました。
ぐさっ
でした。
刃の減り具合からちょうど刃先が針のようになっているのがあって、それが人差し指にグサリとささったんです。
傷口を広げないように慎重に指を抜くのですが、深くまでささっている感触が指先から伝わってきました。
げーいやな感触。
すぐに流血。
軍手が赤く染まりました。
といっても切ったのと違って傷口が小さいのでたいした量の血ではありません。
でも痛みは切ったときの比じゃないです。
ズキンズキンきます。
すぐに帰宅して洗浄&バンソウコウ。
まいったまいった。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・