労働時間。
いつも気にしている大切な指標です。
今年はこれまで以上に時間を気にしながら仕事を進めているので、月毎の労働時間も随時チェックしています。
7月はあんまり働いていないイメージがあったのですが数字を見るとそれが顕著に出ました。
数字のつけかたで多少の誤差は出ますが、
148時間
が7月の労働時間でした。
2010年は188時間、2009年が197時間だったことと比べてもかなり少ない数字です。
研修生が特別多く働いていたわけでもありません。
時短についてはだいぶ技術が積もってきた気がします。
8月9月に気を抜くと年を越したくらいで畑に野菜がなくなり、冬の出荷が止まってしまう恐れがあるので注意が必要です。
手をかけるところはしっかりとかけて、抜くところは大胆に抜く。
今年から導入した畝成形機を最大限に生かしながら8月もなんとか170時間を切るくらいまで持っていければいいなと思います。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・