先週、ここだぁ!と気合を入れて仕事を進めたので今週はわりと余裕があります。
もちろん暇ではありませんけど。
晴れが続いて土が乾いてきたので一気に耕したこともあって、種を播いたり苗を植えたりするのがスムーズになりました。
5月の出荷再開から逆算して種を播くことが多い今の季節ですが、播きたいときに種を播けるというのは計画上どうしても必要なことです。
畝が立っているとそれができます。
明日以降、順次頃合いを見計らって種播きしていきます。
そして苗を植えるのも。
3月中旬くらいに毎年植えているのがキャベツ。
植えてから約2カ月くらいで収穫を迎える、というのがカタログ上の数字ですが、いざ育ててみると3カ月近くかかってしまうこともしばしば。
時期的にまだ寒いので、ビニールマルチやビニールトンネルありきの2カ月なんでしょう、なにもしないで露地栽培すると栽培期間が延びるのは当然なのかもしれませんね。
今年も過去同様に栽培すると収穫開始が6月にずれこんでしまいそうなので、今回は初めてキャベツにビニール黒マルチを使ってみました。
地温の上昇効果があり生育促進に期待がもてます。
5月下旬くらいには収穫できるとうれしいんですが、さてどうなりますか。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・