品種にこだわるということ


これ全部ナスです。
スーパーの野菜しか知らないと「うそつけっ!」と言いたくなるかもしれませんが、ほんとにナスです。
形も色もまったく異なるこれらのナスは、味も食感もやっぱり違います。
食べ比べるとおもしろいです。

この中でも緑色のナスは松本自然農園で種とりを続けてきて3年目になる品種。
果肉の柔らかさが普通のナスとぜんぜん違います。
とろーりとろけるので煮込みには向きませんが、ナスとは思えない食感は特筆ものです。

ナスに限らず、トマトやピーマン、キュウリ、オクラ・・・すべてにおいて特徴的な品種を使うようにしています。
それはおいしいと言われている品種を選んだ結果であり、見た目でも楽しんでもらおうという気持ちの表れでもあり、野菜には品種という分類があるんだということを知って欲しいからでもあります。

品種にこだわる松本自然農園をよろしく。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

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