初乗用耕耘

トラクターをいただいてきてからすでに一カ月以上。
新しく作付けする時期ではないので当然の処置ですが、そろそろ春作の準備が必要になってきたので出番がやってきました。

機械が置いてあるのは昨年9月から借りている新圃場。
これまでの畑よりもすこし粘土質が強くて耕すのに力が要ります。
実際、7馬力の耕耘機ではかなり無理をさせてしまいロータリの溶接部分が壊れました。
借りてから初回の耕耘だったから固く締まっていた、というのもありますが。

ロータリの回転速度、耕す深さ、移動速度など、この畑にとっての落とし所を探しながらの耕耘です。
ちょっと耕してはシートから降りて土の状態を確認、ちょっと耕しては確認、ということを繰り返していましたが、そのうち落とし所が見つかって一気に走りました。
やっぱりパワーがあります。
手押しじゃなく乗ってるだけだから快適とか、仕事のスピードが断然速いとか、そういうところは重視しないのですが、パワー不足で痛手を負った前回の耕耘と比べると気持ちよく仕事ができました。
この畑も使っているうちに土が慣れてくるので、馬力の弱い耕耘機でもラクラク耕せるようになるかもしれませんが、今の段階でトラクターがあるのはありがたいです。

でもやっぱり気持ち悪い。
大きすぎて機械に操られているような感覚です。
手押しのほうがしっくりきます。
まあ、慣れなんでしょうね・・・。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

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