健康的であることを重視したい

慣行農法(いわゆる普通の農法)と有機農法の違いに
根量(こういう語句があるか知らないけど)
があります。
一般的に、地上部の茎葉量と地下部の根量はバランスがとれていると植物として健康的だと言われています。
つまり地上部と地下部が1:1

これが、肥料をあげすぎたり根が吸いやすい形で供給したりしていると、植物は根を張らなくても養分を吸収できるもんだから茎葉ばかりが茂ってきます。
地上部>地下部の状態。

根というのは動物でいうところの内臓に当たるし、運動量に当たるという見方もあります。
根が多ければ多いほどたくましく生命力にあふれています。
根が少ないのは生物としては弱い状態。
慣行農法では根が少なく茎葉ばかりが茂ってしまう傾向が強いので、植物の生命力が弱く肥満体となって病虫害に遭いやすくなるようです。
養分供給が直接的な水耕栽培だとさらに茎葉と根のバランスが崩れます。

食べる側の立場からみれば安全性の問題とか、栄養価の問題とか、そういうところが大事なのだと思いますが、生産者としては植物が健康的に育っているかどうかを気にしていきたいですね。
健康に育てば虫はつかない。
というのが有機農業での常識ですし。
見た目が立派な野菜が必ずしも健康的であるとは限らない。
人間だって見た目が立派な肥満体が健康的とは限らない。
ということです。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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