今年は数字で示しません

年末恒例の収支決算ですが今年はやりません。
だいたい例年どおりとだけ書いておきましょう。
とくに大きく飛躍したわけでもなく落ち込んだわけでもなく、目標通りの安定した結果になっています。
時給も微増したくらいでほぼ変わらず。

今年の研修生は作業スピードが速く、2人いた時期もあったので労働時間がそれほど減らなかったのはおおいに反省すべき点です。
研修生がいるから、と一人じゃやらないような作業をしていたこともありますが、全体としてもっと余裕をもって仕事を勧められたはずだと思います。
これは来年に活かしましょう。

農業は天候に左右される不安定な仕事だとよく言われます。
さらに市場価格にも左右されるので収入が安定しません。
そんななかで安定した数字を残せたというのは意味のあることだと思いますし、そういう数字を残せる経営形態をとっているという証明にもなります。
なにも特別な栽培をしているわけじゃなく、特別な販売ルートを持っているわけじゃなく、誰でもできることをコツコツと積み上げてきた結果がこれです。
松本ができるんだからオレがやれば楽勝だろう。
そう思ってもらえればうれしい限りです。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

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