プロフェショナルとは

先日ラジオを聴いていたところ、TVナレーションや声優業等をしている方がこんなことを言っていました。
僕らの仕事って誰でもできることなんですよね。
基本的には話すということだけですから。
医者や弁護士になるためには資格が必要だけど、僕らの仕事って勝手に「声優です」って名乗っちゃえば成立してしまうわけですよ。
そこから先、お金をいただくためにはどうしていかなければならないのか、を考えていけるのがプロとアマの違いかな。

多少着色していますが、だいたいこんな感じだったと思います。

いま僕がやっている野菜を育てるという仕事は、家庭菜園でやられているように誰にでもできるものです。
農地を取得or借用するには資格らしきものが必要ですが、育てるということに関して言えば資格なんていりません。
やる気さえあれば誰でもできます。

ここでのプロとアマの違いは、やはり金銭を得ているかどうかになると思います。
お金をいただけるだけの商品をつくることができるかどうか、つくった商品をお金に換えていく技能があるかどうか。
というところにプロとしての価値が存在する気がします。
家庭菜園レベルでものすごく立派で美味しいトマトを育てることができる、これはプロではなくプロ級です。
プロは商品を換金します。
プロ野球選手は自身の技術を数字に残すことで換金します。

カネ、カネ、いやらしいなぁ・・・と思われる方もいるでしょうけど、僕がやっているのはそういう仕事です。
趣味でも遊びでもありません。
だからこそ、お金を支払うに値する野菜を育てていかなければと使命感に燃えるわけで、みなさんに満足していただけるように日々努力をするわけです。
アマ級のプロなんて言われないようにがんばりますよ。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 【地域格差】平地の農業はやっぱり強い!都市・中山間地域で食える農家になるにはコレしかない!

  2. SNS活用の効果が高いのはどんな農家?どんな情報を発信すればいい?

  3. 【腰痛】黒ビニールマルチにジャガイモを植え付けるのは流行るか?

  4. 【播種】空心菜(エンサイ)の青臭い感じは好みが分かれるね

  5. 【我流】ナスの鉢上げなのにセルトレイ?ポリポットはどうした?

  6. 【軽快】発芽そろって気分よくゴーヤの鉢上げ