研修生OBから依頼のあったホームページ作成講座。
雨だったので急きょ開催しました。
インターネットから注文を受けるようなホームページ、中途半端に人を雇うよりも強力な営業ツールですが、いまや商売していてホームページを持つのは当たり前になっていますしネット注文を継続的に受けるというのはそれほど簡単なことではありません。
栽培に集中したい農家にとってはさらにハードルが高いです。
ただ作ればいいってもんじゃありませんから。
インターネット通販した経験があればわかりますが、このサイトからだったら買ってもいいという雰囲気があるはずです。
そのサイトがブログであっても、です。
農家がホームページをつくってやってしまうのは、とりあえず作ってみた、最終更新日が2年前、日々の作業日誌的に更新、工事中のページが多い、などなど。
お客さんの立場からみれば買いたいとは思いません。
僕はWEB関連の仕事をしたことがないので素人ですが、素人なりに松本自然農園のホームページを運営していて気を付けていることはあります。
誰に対してのサイトかを明確にする(文章の方向性)
豊富な情報量
常に更新されていること(あんまりできてない時もあるけど)
同業他社にはない特徴をもつ
素人っぽくなくプロに依頼した感じでもなくサイトをデザインした、というどうでもいいこだわりもありますが、おもには上記4つを気をつけています。
客観的にみてこれくらいはおさえていないと買う気が起こりません(たぶん)。
ついついホームページを作る技術的な部分に目がいって、「オレはコンピュータに弱いから無理だ」「松本くんはSEだったから出来るんだよ」と思いがちですが、作成そのものは支援ソフト等がかなり充実しているので素人でも簡単に作ることができます。
へたにhtmlを駆使するよりも立派で優秀なホームページがつくれます。
大事なのはそこではないんですが。
実店舗を開くよりも敷居は低いですが、競争から抜け出すのは実社会より大変です。
ネットの世界はそういうところです。
あんまり詳しく書いて同業者が検索上位に上がってきても困るのでこのへんでやめておきます。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・