準備ができると種を播きたくなるのが世の常。
畑ではそんなにやることがないので、寒いとついついハウスに来てしまいます。
まだ少し早いと思ったのですが今年の育苗を開始しました。
キャベツ、ブロッコリー、ピーマン、パパイヤです。
育苗用土に不安があるので失敗しても取り戻せるように早めに種を播いてみたということもあります。
昨年と比べて若干の修正を加えながら、なんとか良質な苗を育てられるように手をかけていこうと思います。
トマト、ナス、ピーマンのようなポットで育てる苗に関してはそれほど失敗しないのですが、キャベツやブロッコリーなどをセルトレイで育てるのは苦手なので、そのあたりを改善したいですね。
あとパパイヤ。
毎年失敗して「もーやらね」と言っているのに今年も種を播いてしまいました。
しかもその数、120粒。
全部発芽して、全部うまく育苗できたらどうするの?
もちろん育てます。
秋口にはパパイヤが野菜セットに・・・毎年そんな夢を見てるんだけどなぁ。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・