ニンジン掘ってしまえ〜


下山の畑で獣害がひどくなってきたので、全滅する前にニンジンを掘ってしまうことにしました。
今朝行ってみると、明らかに昨日よりも被害が大きい。
葉が食べ尽くされてしまったかのような状態です。
根の部分も食べられてしまったところも多々あり、このままでは収穫物がなくなってしまいます。
原因はシカのようなので電気柵を設置しても飛び越えられて意味はなく、いまのところの対策は収穫してしまうことだけです。

粘土質で抜きにくいニンジンを一気に収穫。
葉がないので引っこ抜くこともできず、スコップで土をほぐしてから抜いていきます。
これがかなりのタイムロス。
葉がついていれば「エイヤッ」で簡単に抜けるのでしょうけど。

収穫量はそれほどないだろうと思っていたのですが、終わってみると軽トラックの荷台が山になるほどでした。
でも、ここから割れてしまったものなど出荷に耐えられないものを選別していくと、じつはあんまり残らないんですね。
どうも品種によって割れやすものがあるようで、今回収穫した品種は割れやすかったようなので。
これは教訓として来年以降に生かします。

シカの被害がすごかった。
立派なのを選んだかのように食べられてるんですよ。
さすがですね。
これにはお手上げ。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 【播種】空心菜(エンサイ)の青臭い感じは好みが分かれるね

  2. 5/16締切 新規就農を全面的にサポートします!

  3. 【悲劇】春の定植祭りは狂気の沙汰

  4. 【日課】毎日精力的にズッキーニの子作り

  5. 【農業のキホン01】新規就農者には3つのスタイルがある

  6. 【応用編】有機・多品目栽培でトマトはどのように育てるべきか