テンションが低いのはなんでだ?

せっせとニンジンの草とりをしていると
タンタンターーーン
と電話の着信が。
汚い手から急いで泥を落とし、携帯電話が泥だらけになるのを覚悟で取り出しました。
かけてきた相手は大学時代の友人。
まあいろいろと近況などの雑談をしてたんですがね、
なんかテンション低いなぁ
と言われてしまいました。

そんなことないよ〜とは言ったものの、最近自分のテンションが下がっていることにショックを受けました。
自覚はあったのですが今まで知らないフリをしてたんです。
元気だと言い聞かせながら。

原因は野菜なんです。
お客さんに出せる野菜がないことが、僕のテンションを下げてしまっているんです。

出荷をストップしてしまうことは買ってくれているお客さんに対して申し訳ないと感じていますが、それ以上に自分自身への精神的ダメージが大きいようです。
こりゃ今秋の作付けでなんとかせねばなりませんな。
ニンジン、ジャガイモ、サトイモのような保存野菜を
これでもかっ!
ってくらい作っておきましょうか。
野菜がなくて悲鳴をあげるよりは、野菜がありすぎて悲鳴をあげたほうが気持ちいいでしょう。
心のゆとりが違います。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

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