やるべきときは這ってでも畑へ

一年で最も忙しい時期に突入しています。
もちろん人によって忙しさのピーク時期は違うでしょうし、ピークの強さもそれぞれだと思いますが、うちの場合は今がまさにトンデモナイウィークです。

残暑厳しいこの季節に、やるべきことが満載。
夏野菜はしっかり管理するとまだまだ収穫が続くので、手を抜くことはできません。
そこにプラスして秋冬野菜のタネを播いたり苗を植えたり。
ということは事前準備として、わさっと生やしている草を刈って耕耘機で耕して、それから畝を立てるという工程があります。
とにかく草刈り耕耘畝立て播種や定植という工程をどんどん進めていきます。
今やらなきゃいつやるの!という気持ちでどんどんやります。


セルトレイで育っている苗は待ってくれません。
ここだ!というタイミングで畑に出さないと生育が遅れます。
タネまきも時期がずれると収穫開始が大きく遅れるので適期をのがすことはできません。

春から夏にかけての季節はどんどん暖かくなっていくので、野菜の生長もそれにあわせるように加速していきます。
だから少しくらいタネまきが遅れても、最終的には収穫時期が追いつくということがよくあります。
これが秋から冬になるとどんどん寒くなっていくので、野菜の生長は後半にかけてゆるやかになっていきます。
1週間タネまきが遅れると収穫開始が1ヶ月遅くなる、と言われているくらいです。
タネまき時期は非常にシビア。

ここが勝負どころ。
翌年2月末まで余裕で出荷を続けられるかどうか、今やっていることで決まるといってもいいくらいです。
がんばれ、オレ。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

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