松本自然農園といえば手押しの耕耘機。
どこまで規模が大きくなってもやっぱり耕耘機を使うんだ。
というイメージがどうやら定着しているようです。
誤解を生んでいるような気がするんですが。
機械のサイズ(2009年)
規模にあわせてサイズを変えていきます(2010年)
手押しが好きなんです(2013年)
うちは中古でじゅうぶん(2013年)
過去の記事を読んでみると、別に考え方が変わってきているわけではありません。
畑の面積にあわせて機械のサイズを決めたらいいんじゃないか、と書いています。
いまの面積なら手押しの耕耘機で充分だと。
たしかにトラクターよりは手押しの耕耘機が好きです。
車も大きなものよりも小回りのきく小さな車が好きです。
僕自身がそういう性格なんでしょう。
という前ふりをしたところで、
トラクターをいただいてしまいました。
タダ同然で譲り受けました。
もらえるものはもらって使います。
年式が古くそれなりに使用されているので、5年もてば万歳だというつもりで使っていきます。
今年は新しく畑を増やしましたが、来年に向けてさらに面積を拡大させようかと考えています。
まだ交渉はしてませんが借りられるということは聞いています。
それなら耕耘機がもう一台があってもいいんじゃないかと思っていたところに降ってわいた機械と機会でした。
トラクターというよりは大きな耕耘機のつもりでもらった感じですね。
計画通りに進めば来年の総面積は1町歩を超えます。
耕耘機とトラクターの両方をうまく使いこなして効率よく畑を回していきたいものです。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・