もうすこしがんばろうと思いました

毎年のように育てているけど、そろそろやめたいなぁと思っている野菜。
コールラビ。

けっして家庭向けとは言えない野菜だし、発芽率の悪いタネが多いし、生育が進んでも形がバラバラで揃わないことも多い。
ようするに歩留まりが悪い。
100粒のタネを播けば、70株くらいは収穫できる、という見込みが全く立たない。
栽培技術の不足が原因ともいえるかもしれないけど、ここまで何度となく失敗してきてもうさすがにやめておこうかというところまできていました。

ところが今回、高いタネだなぁと思いながらヤケクソで買ってみた品種が意外に育ってくれてびっくり。
発芽率はそれほど優秀ではなかったけれど、育ったものに関してはだいたいちゃんと太ってくれています。
しかも、ふつうのコールラビが

手に乗せるとこのくらいで、食べごたえという点でいえば物足りないサイズで収穫しなければいけないのに対して、

なんとこのサイズ。
失敗作ではなく、大きくしすぎて硬くスジっぽくなったということもなく、これがこの品種としての適切なサイズです。
家庭向けに野菜を育てている松本自然農園としては、これくらいあるとキャベツと同格に扱えます。

もうやめようかと思っていたコールラビですが、これにより延命が決定されました。
この品種でもうしばらくがんばってみようと思います。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 無料イベント登壇のお知らせ:10月14日名古屋市

  2. 【農業2020】農家がYouTubeを始めるときの処方箋|3つのPを意識しよう

  3. 【応用編】難しいと言われるキャベツの有機栽培をどうやって実現する?

  4. 【成長】不織布を片づけながら一石二鳥を狙う

  5. 【六次産業化】難しい理由3つ&成功のコツ3つを知れば六次化のハードルは下がる

  6. 【後手】ナスには申し訳ないと思うが私はあなただけを愛することはできない