ちょっと考えたら決まるんです。
研修圃場は。
まだ使っていなくて計画にゆとりがあるところ。
山奥の畑、通称YO圃場にそれはありました。
面積はせいぜい2畝もないくらいの小さなものですが、多品目の作付け体験をするには充分すぎるサイズだと思います。
土質はそんなに悪くないですよ。
一部で水はけのわるいところがありますけど、溝の切り方でなんとかなるレベルですし。
ただ地力がかなり弱いので工夫する必要はありますね。
新規就農するなら条件のいい圃場は回ってこないことが多いので、植えればとりあえず出来ちゃう畑よりはこういう痩せた土地のほうが勉強になると思います。
と、言い訳しとこ。
さあ、がんばってくれたまえー。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・