飢えたイノシシは怖い


収穫のために下山の畑へ。
いつものようにダイコンを抜こうと思ったら何かが違う。
やけにすっきりしてないか?

あーここもやられたか。

冬用にとタネを遅まきして作っていたダイコンはすでにやられているんです。
イノシシに。
葉がごっそりと食べられているんです。
これ、たぶんイノシシだと思うんですけど、イノシシってダイコンの葉を食べる?
もしかしてシカ?
足跡や近くに落ちているフンを見る限りではイノシシだと推測できるのですが、いまいち確信がもてません。
獣害にはちがいないですが。

秋用のダイコンが被害に遭いはじめました。
一人前のサイズになっているので葉はなくてもOK、だからそんなに悔しくありません。


しかし隣にあるニンジンまで被害にあってしまったんです。
まさかクセの強いニンジンの葉まで食べるの?
って感じの荒らされ方。
場所によっては掘り返されています。
こりゃ早いとこニンジンすべてを収穫してしまったほうがよさそうだ。
イノシシと取り合いしたくないもんね。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 次代の農と食を語る会 vol.40 小さな農業でのお金の稼ぎ方

  2. 【悲劇】春の定植祭りは狂気の沙汰

  3. 書籍出版しました:時給3千円農家のつくりかた

  4. 【後手】ナスには申し訳ないと思うが私はあなただけを愛することはできない

  5. 【天下統一】農業版”食べログ”の衝撃。チョクバイ!は直売市場をひとつにまとめるか

  6. 【変化球】発芽適温が高いタネは奥の手で発芽させようか