間引き菜は出荷調整が大変です

水菜、カブ、ダイコン、小松菜、ニンジン。
間引き菜が多い今の時期、収穫&出荷作業がどえらい大変です。

間引きをしながら収穫をしていくので、丁寧にやさしく抜いていくと時間がかかります。
それをザバッと洗ってからも枯草とか虫食い葉とかチェックが必要で、それが終わるとようやく重さを量って束ねます。
うちは洗うのはかなりザバッとなのでラクだし、袋詰するわけじゃないので手間は少ないですが、それでも間引き菜のような小さな折れやすい葉もの野菜を扱うのは神経を使います。
すごい時間がかかります。
終わった後は甘いココアとか飲みたくなります。

夏は農作業が忙しいぶん出荷作業がラクです。
実の野菜が多いのでそのままBOXに詰めるだけですから。
秋冬は農作業がそれほど忙しくないぶん出荷作業に手間と時間をとられます。
洗ったり束ねたり、新聞でくるんだり。

一年をとおして忙しい作業のウエイトが違っていて、それが労働時間の平均化にすこし貢献しています。
夏は農作業が忙しく、秋冬は収穫・出荷作業が忙しい。
うまいことできてますな、多品目栽培ってのは。
これだったら農繁期に人を雇うなんてことをしなくて済みますね。

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