過酷な一日

毎月月末の月曜日。
今月なら29日。
昨日ですね。
この日は松本自然農園の配達長距離ドライブです。
ふだんは豊田市内のみ自分で野菜を配送してまわっていますが、月に一度だけ名古屋方面まで出かけていきます。
午後3時くらいに出発したら、帰宅するのが午後10時くらい。
朝早くから収穫しているので残業バリバリの丸々一日仕事です。

もともとは名古屋方面に月曜と木曜の週2回とも配達に回っていたのですが、あまりに大変で農作業に支障が出そうだったので月一回に減らすことにした経緯があります。
ホームページ上で多くの情報を公開しているとはいえデジタルの世界なので見えない部分も多く、やはり生産者が直接お届けしたほうが食べる人の安心感も違うでしょう、というスタンスで始まった直接配達。
需要は多いみたいで、定期宅配を募集していると名古屋方面の直送はすぐに定員オーバーになってしまいます。

この長距離配達がけっこうきついです。
翌日の農作業は体がだるくて仕事にならないので休むことが多いほど。
今はまだ体力があるからなんとかなってるけど、もうちょっと歳をくってしんどくなってきたらやめてしまうかもしれません。
もしくはもっとゆったりと配達できるように軒数をしぼったり。

労働コストを考えると間違いなくマイナス要素たっぷりの月末直送ですが、体力が続くうちはなんとか回っていきたいと思います。
直接届けてほしいというお客さんがいる限りはね。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 農業人口減少と高齢化 ピンチではなくむしろチャンス!

  2. 【農業2020】農家がYouTubeを始めるときの処方箋|3つのPを意識しよう

  3. 【成功?】芽だししたタネをセルトレイへ。カボチャとモロヘイヤ

  4. 【耳勉】キュウリの種まきしながら自分をアップデート

  5. 【基礎編】トマトを栽培するときの最重要ポイントとは?

  6. 【播種】空心菜(エンサイ)の青臭い感じは好みが分かれるね