苦いイチゴ狩り

いちご狩りに行ってきました。
静岡県静岡市の久能山。
石垣いちご狩りで有名な久能山です。

石を積み重ねて石と石の間に苗を植え、温暖な気候で暖まった石の地熱を利用していちごを栽培する世界的にも珍しい栽培法。
じっさいに目にしてみるとやっぱり変わってます。

こんなところでイチゴが育ってるなんて・・・。
化学肥料を使えばできるのかなぁ、なんて思いました。

食べてみた感想ですが、農園によって差があるのか季節的なものなのか、甘さも香りも足りない感じです。
大きさだけはちゃんとあって驚くのですが、かんじんの味はともなわず。
濃厚なコンデンスミルクで味をごまかしてる感じです。
農薬におびえながらイチゴ狩りをしている身としては、味に満足できないことは少し残念でした。

で、いちご狩りのハウスは奥行き5m、高さが170cmほどの小さなハウスなので、一度に入るのは2人程度みたいです。
4人+子供で行ったので2ハウスを貸しきって食べることになったのですが・・・。
最初は二手に分かれてパクリパクリ。
途中からひとつのハウスに集まってわいわいおしゃべりしながら食べてました。
そのうち大粒のいちごがなくなってきたので、もう一方のハウスにみんなで移動しようかと思っていたら、
一度ハウスから出ると戻ることはできません!
っと近くの監視員のおばちゃんに言われてしまいました。
???
そんなルールは食べ始める前に説明しておいてくれないと困ります。
そうと知っていたら最初から4人で同じハウスに入って移動するので。
あなたがたのハウスはこの二つです、はいどうぞ。
と言われただけなので、あとから新ルールをもうけられるのは客側としてはたまったもんじゃない。
いちごの甘さよりも接客の苦さがのこるイチゴ狩りとなりました。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 書籍出版しました:時給3千円農家のつくりかた

  2. 【耳勉】キュウリの種まきしながら自分をアップデート

  3. 【溜息】張ったばかりのビニールマルチが穴だらけ!誰じゃあ!!

  4. 【日課】毎日精力的にズッキーニの子作り

  5. 【お知らせ10/27イベント】有機農業者であれば必見の内容です。

  6. 【応用編】有機・多品目栽培でトマトはどのように育てるべきか