職人になるのか経営者になるのか

夏の日避けのつもりで畑でキウイを育てています。
今年が3年目になるのですが、わさわさと小さな実がついているのが確認できます。

これをすべて放任すると実の大きさが小さくなってしまうようなので、摘果をして果実の肥大を促進するつもりです。
真夏には日陰をつくって休憩できるし、秋にはキウイの実を食べることができる。
うまくいくと楽しいキウイ栽培になりそうですね。

このキウイは営利向けではありません。
だから誘引や摘果はするけど、収穫量を上げるためにあれこれと手を尽くしたりしません。
野菜も、これで生計を立てるということじゃなければ違ったやり方をしていただろうと思います。
川口由一氏が提唱する「自然農」なんて最高でしょうね。
最高の娯楽になりそう。

こだわりをもって最高の品質を目指すのは職人。
農を業(なりわい)として成立させていくのは経営者。
手間隙を惜しまず投入して最高のものを作り出すのはできるかもしれないけど、そういうのは家庭菜園でやればいいこと。
農業で生計を立てるのなら、手間隙は惜しまなければいけません。
うまく手間を省きながら最高の品質を目指していくべきだと思います。
職人としてのこだわりも持ちつつ経営者の視点でモノを見ていけたらいいですね。
 

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