今現在、全圃場のなかでもっとも景観が気持ちいいのがここ。
画面に映っているだけで7種類の野菜が見えています。
ネギ、水菜、ほうれん草、カブ、からし菜、壬生菜、ヤーコン
1列が約50m、同じ野菜がストーンと並んでいるのは気持ちいいです。
葉もの野菜については10月に入ってからタネを播いたのがほとんどなのでどれも虫食いがほとんどなく、肥料切れもなく元気に生育しています。
葉色も濃くなく薄くなく、僕的にはナイス色。
水菜とほうれん草の混植は(要求養分量の違いから)ふつうならあり得ないのかもしれませんし、「しまったぁ、やっちゃったよ」と心の中では思っているんですが、今のところうまく育ってるのでよしとします。
この景色、ずっとこのままで残しておきたいのですが、残念なことにどんどん収穫していくので日が経つごとに歯抜けになっていきます。
2月末にはすっかり収穫し尽くしている、という状態に。
さてこの場所。
ふだん見学にきていただくときに見せる圃場とは別になるので、要望がなければ見ることが出来ません。
もったいないですね。
紅葉狩りに来たついでに畑の写真もぜひおさめていただきたい。
ぜひ。
いや、無理にとは言いませんが。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・