白菜の苦手意識は薄れてきたかも

多品目でいろいろな野菜を栽培していると、難しいなぁと感じる野菜から「これは簡単だ!」と鼻唄交じりで栽培できる野菜まで様々あります。
難しい野菜としてはトマト、キャベツ、白菜がすぐに頭に浮かびます。

そのなかでも特に難しいのがトマト・・・と言いたいところですが今日は白菜の話をしたいので
白菜の栽培は難しい。
と言い切っておきましょう。

白菜は種まきから早いもので60日あれば収穫に至る野菜で、あのサイズがたった2ヶ月で!というくらい生長の早い植物です。
それゆえに、うちのような少肥栽培だと結球するころまでに大きくなりきれず結局巻きがゆるいまま冬を迎えるということがよくあります。

それに加えて虫にやられやすい体質に悩まされます。
白菜を狙ってくる虫は多数いるので、8月下旬のまだ暑いころに種まきすると意外にあっさりと虫にやられてダメになってしまいます。
途中までうまくいっていても結球した中に虫がいると商品になりませんし。
とにかく無農薬での栽培に関しては難易度の高い野菜のひとつです。

そんな白菜ですが今年はわりとうまくできました。

(高く積んであるのに意味はありません)
もちろん少肥栽培なので玉になりきれなかったものもありますが、しっかり結球したものは虫食いなく元気です。
難しいと思っていた野菜、苦手だと思っていた野菜の栽培がうまくいくと
うっしっし
と口元がゆるみます。

来年度は結球率をもっと高めることが課題でしょうか。
そして苦手No1野菜のキャベツもうまくつくりたいものです。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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